肺がん、たばこニュース
2011年10月10日
たばこ税:増税、今月で1年 国、予想を上回る増収
国、予想を上回る5.5%増収/農家・小売店、本数減で打撃
昨年10月、大幅増税された「たばこ税」の国税の税収(昨年11月~8月)が、前年同期比5・5%増と財務省の予想を上回る増収となった一方で、たばこの販売本数は同23・5%減と大幅に落ち込んでいる。
本数の落ち込みを増税がカバーした格好で、健康増進を目指す厚生労働省は「多少税率が上がっても、税収は確保できた」として、12年度の税制改正要望にさらなる増税を盛り込んだ。
たばこのさらなる値上げを求める声は強く、NPO法人の日本禁煙学会は9月、1箱1000円を求める要望書を厚労省に提出した。
昨年の値上げは、たばこ1本当たり3・5円の増税に生産農家への支援分を加え、同5・5~7円程度。「マイルドセブン」1箱(20本)が300円から410円に値上がりした。その後、たばこ税の国税収入は今年8月までの10カ月間で前年同期比5・5%増の7717億円となった。1本当たり1円上がった06年の値上げの際、1年間の税収(06年8月~07年5月)が1・7%減ったのとは対照的だ。財務省も値上げ前の昨年9月、「値上げで消費が減り、税収は減る」と予想していた。
全国たばこ耕作組合中央会によると、全国のたばこ生産農家(11年)は、1万801戸で、02年からほぼ半減した。財務省によると、今年3月末の全国のたばこ店(個人経営のコンビニエンスストアを含む)は前年同期比3・4%減の27万9577店となったとのこと。
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