肺がん検診
肺がんを早期発見する為に
肺がんに限らず、がんは早期発見がきわめて重要です。早期発見できるかどうかで、深刻な事態を避ける事も可能になってきます。ですから、たとえ検査の結果で異常なしといわれても、油断することなく、毎年定期検診を受け続けることが大切です。少しでも不安や疑問を感じることがあれば、前回の検査から1年たっていなくても、医師への相談、肺がん検査を受けましょう。不安をあおるつもりはありませんが、早期発見に対する意識と、ちょっとした知識が大きな予防となり、正しい治療へとつながることは確かです。
肺がん検診の目的
肺がんの検査は、3つの目的によって分けられます。
1 |
肺がんという病気があるのかどうかという検査。【スクリーニング検査】
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2 |
それが確かにがんであることを確認する検査【確定診断】。
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3 |
肺がんの場合に、どの程度進行しているのかを調べる検査【病期診断】。
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肺がんがどの場所にできているか、どのくらいの大きさか、どのくらい広がっているか、転移があるのかといったことを調べるのは、胸部Ⅹ線写真とCTです。肺がんであることを確定するためには、病巣から直接、組織を採取して顕微鏡で調べ、がん細胞があることを確認する必要があります。がん細胞があることが確認され、初めて肺がんであることが確定します。これを診断するのは、病理医とよばれる専門の医師です。病理医は、患者さんの前に出ることはありませんが、病期を診断するうえでとても重要な役割を果たしています。いい病理医がたくさんいる病院は「いい病院」であるといっても過言ではありません。確定診断が行われない限り、CTで怪しい影が写っていても、「がんの疑いがある」という診断にとどまるのです。
少しでも肺がんを疑う要因があれば、早めに検診を受けましょう。肺がんには、特有の症状というものがありません。たとえば、血痰でもほかの病気、気管支拡張症、気管支炎などの場合が意外に多いのです。胸の痛みの場合には心臓の病気も考える必要があります。そのため、肺がんは早い時期に発見するのが難しい病気です。症状を自覚した時には進行しているケースが多くみられます。また、肺がんは、かなり進行していても症状が出ないこともあります。少しでも肺がんを疑うことがあれば、迷わず検査を受けましょう。
とくに、40歳以上の男性は、年に1回は胸部X線検査を受け、さらに50才以上で禁煙習慣のある人は、喀痰細胞診検査も合わせて受けることが大切です。肺がん検診自体でがんの発生を予防することはできませんが、初期症状が無い肺がんだからこそ、検診によっての早期発見が治療の第一歩になります。
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