禁煙、禁断症状
ニコチン依存症の禁断症状
1.イライラ感 2.不安感 3.集中できない 4.落ち着かない 5.眠気 6.不眠
ニコチン依存症から離脱時の代表的禁断症状には、イライラ感、不安感、集中できない、落ち着かない、眠気あるいは不眠、といった症状が挙げられます。この離脱症状は最初の3日間が最も強く、以後は少しずつ薄れていき、3週後にはほぼ消失します。その後は身体的依存症状はなくなりますが、心理的依存症状は続きます。これも徐々に薄れていき、3か月ほどで消失します。その場合でもたばこを1本でも吸えば、また元のようにニコチンを渇望し、依存症にもどってしまいます。アルコールやモルヒネ中毒などと同様です。
ニコチンによりドパミンが放出され、脳内報酬回路が活性化され、快感や幸福感が起こります。同時にノルアドレナリンにより、覚醒効果と、セロトニンにより抗不安効果、抗うつ効果が起こります。禁煙によってこのような作用が働かなくなり、眠気とうつ的な気分に陥ることがありますが、ほとんどは3日、長いものでも3週間で終わります。
ニコチン依存症とは
神経伝達物質は体内では自然に分泌されますが、ニコチンの刺激で常に出し続けると自然には分泌されなくなってしまいます。その結果、ニコチンが切れるとイライラしたり、不快感が増し、情緒不安定に・・・。こうしてたばこを吸わざるを得なくなる状態がニコチン依存症です。
離脱症状、期間とピーク
| 症状 | 持続期間 | 対処法 | ||||||||
| たばこを欲しがる | 2~3日 | 水を飲む、深呼吸をする、運動と散歩 | ||||||||
| めまい | 1~2日 | 姿勢を急に変えず、ゆっくりと行う | ||||||||
| 頭痛 | 7日以内 | 我慢する | ||||||||
| 咳 | 7日以内 | 水を飲む | ||||||||
| 胸部の圧迫感 | 7日以内 | 過ぎ去るのを待つ | ||||||||
| 睡眠障害 | 7日以内 | カフェインの入ったものを夕方に飲まない | ||||||||
| ねむけ | 7日以内 | 禁煙のはじめには徹底的に眠るのもよい方法です | ||||||||
| イライラ感 | 2~3週間 | 歩く、熱い風呂に入る、リラックスの方法を学ぶ | ||||||||
| 集中力の欠如 | 2~3週間 | 禁煙後2~3週間は無理をしない | ||||||||
| 疲れやすさ | 2~3週間 | 運動をしてよく眠る、頑張りすぎない | ||||||||
| 便秘・上腹部痛 | 1~2週間 | 水を多くのみ、繊維分の多い物を食べる | ||||||||
| 食欲増加 | 数週間 | カロリー計算して食事をする | ||||||||
禁煙には、3日、3週間、3か月のハードルがあります。タバコを吸わなくなると様々な身体的、心理的な離脱症状がでてきますが、多くの症状は2,3日で急激にやわらぎます。また他の症状もその後2,3週間かけて徐々にやわらいでいきます。
色々な離脱症状
イライラする、怒りっぽくなる、落ちつかなくなる、冷汗をかく、手持ち無沙汰になる、興奮する、不安になる、体が震える、眠くなる、疑い深くなる、敏感になる、おしゃべりになる、とてもタバコがほしくなる、考えがまとまらなくなる、物覚えが悪くなる、何か怖くなる、眠れなくなる、情緒不安定になる、胃が痛くなる、何か食べたくなる、混乱してしまう、頭痛がする、悪い夢を見る、便秘になる、
離脱症状を乗り越えるには
何か違うことをする、深呼吸する、水を飲む、気を紛らわせる、いたずら書きをする、クロスワードパズルをする、運動する、手を動かす、砂糖分の入っていないガムを噛む、砂糖分の入っていないキャンディーを食べる、ニンジンやセロリを食べる、歯を磨く、庭仕事をする、めがねを磨く、柔らかいポールを握る。
1年目までは喫煙をした夢を見ることがあるし、タバコを吸っている人に近寄り、煙を吸いたくなることもありますが、そのうちに煙の臭いが悪臭と気づくようになるときがタバコと決別できた瞬間である.
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